ボディケア

ナイトブラは本当に必要?美胸のプロが教える夜のバストケア

突然ですが、一日の睡眠時間はどれぐらいですか?生活スタイルや体質によって眠りの習慣はそれぞれですが、仮に一日6時間睡眠としても一日の1/4の時間、つまり人生の25%は寝て過ごすのです。
「寝るときぐらい…」と放置しがちなバストですが、この膨大な夜時間にナイトブラを着けるだけで、胸の美しさに驚くほど差が出ること…ご存知ですか?
今回はブラ美活研究家の粂井先生が、気になる夜のバストケアをすっきり解説。美バストを作るナイトブラ選びから睡眠時の注意まで、目から鱗のお話が満載です!

 

夜にブラをするのはわずか3割。胸の老化は昼間の補整だけじゃダメ!?

ここ10年で急激に広まりつつある就寝用のナイトブラ。「寝るときは何もつけないのが一番!」という時代から、「夜には夜のバストケアを」という時代へ、徐々に女性の意識が変化しつつあります。

「その昔、女性が着物や浴衣を着ていた時代は、胸元やアンダーバストを程よく支える着こなしで、知らず知らずのうちに胸のサポートができていたのです」と粂井先生。加齢、妊娠・出産、重力の他、乳房の大小や乳腺質・脂肪質といった胸のタイプの違いなどが、胸の下垂に影響を与えるとされていますが、被服の変化も日本女性の胸の運命を変えた要因の一つのよう。
西洋文化の楽ちんな被服文化を享受した結果、昼間はかろうじてブラで胸を支えるものの、夜は野放し状態に。垂れや横流れ、脇肉化したバスト問題をどうにかしようと、夜のバストケアに注目が集まってきた…という背景があるようです。


「昼間に補整ブラをしているから大丈夫」というアナタ。冒頭の話を思い出して!寝ている時間は自分にとって空白のように思えても、実際には人生の1/4の時間に当たります。お風呂上りからずっとノーブラだとすれば、人によっては人生の1/3以上が垂れ放題というわけです。


現在、夜にブラを着けている人はわずか3割。その少数派のブラ派女性もすべてが正しいナイトブラを使用しているわけではありません。バストメイクを重視するあまり昼用の補整ブラで寝ている人、スポーツブラやノンワイヤーブラを着けて寝ているという人…。残念ながら、就寝時のブラはナイトブラじゃなきゃダメなのです!昼間と違う夜用のブラが必要な理由を粂井先生に聞いてみました。

 

胸は寝ている間に垂れていく…。就寝時にナイトブラが必要なワケ

バストの下垂の原因となる就寝時の横流れ
「夜は昼間と姿勢が違いますよね。寝転がるとおっぱいも寝て、形状が変わってしまう。胸全体に重力がかかり、胸の脂肪もあらゆる方向に流れます」と粂井先生。つまり、昼用のブラは立ったり座ったりしている姿勢を基本として設計しているもの。どんなに補整力が高いブラでも夜の寝そべった姿勢では効力が薄れ、場合によっては無理な締め付けが睡眠を妨げることにもなりかねません。


「ノンワイヤーなら楽だからいいよね」と勘違いしがちですが、寝ている間に胸の形を整える補整効果や、脂肪をバストに寄せ集める育乳効果を期待するのであれば、夜用に設計されたナイトブラでなければ効果は見られません。 では、理想的なナイトブラって、どんなブラなのでしょう?粂井先生にアドバイスをいただきました。


「ナイトブラを選ぶ際は、まずは着け心地がよいことが大前提。縫い目が気にならない、窮屈感がない、肌触りが良く柔らかい素材を使っているなど、睡眠を妨げないものであること。その上で、程よいホールド力があれば良いですね。サイドや背中に流れ出しがちな脂肪をしっかりと寄せ、バージスライン(バストの下側の境界線。カーブ部分)がきちんと保たれているなど、寝ている間の胸の形崩れを防ぐ構造になっている事が重要です」。


また、自分に合ったサイズのブラを選ぶこともナイトブラ選びの鉄則。トップバストを押しつぶさず、かつアンダーバストが身体にフィットするものを選ぶことが大切なのだそう。締め付けすぎず緩すぎずの心地よいホールド力が感じられるナイトブラなら、きっと寝心地も抜群なはずです。

 

ナイトブラ効果をより高める、睡眠・運動・マッサージ


ナイトブラを着ける目的は大きく分けてふたつ。まずひとつ目は胸の垂れを防止して形を美しくキープすること。そして、ふたつ目はサイドや背中に流れ出してしまった脂肪をもう一度バストへ引き戻して、胸のボリュームをアップすること
それに加えて、見た目の美しさをアップしたいなら、バストジェルなどでソフトマッサージをして、胸元の肌に潤いとハリを与えるのがおすすめです。身体の内側からケアをするなら、やはりストレッチなどの体操が効果的。大胸筋や肩甲骨、骨盤などを解して筋肉、代謝、血行など身体の巡りを整えます。また、程よい体操で心身ともにリラックスをしてベッドに入ると、より良質の睡眠を得られます。


睡眠は美と健康になくてはならないもの。ナイトブラも大切ですが、睡眠を妨げることは最大のNG。よい睡眠こそが美の源のホルモンを分泌させるカギなのです。身体にフィットした心地よいナイトブラを着けると、あちこち動き放題だったバストを優しく包み込みよく眠れるという声も!狙うは快眠できてバストも美しく保てるもう一つの肌のようなナイトブラ。ノーブラ派の方もぜひこの機会に試してみては?

ナイトケア3.jpg≫HEAVEN Japanのナイトブラ≪
 

いかがでしたか? 「就寝時はやっぱりノーブラ!」と思っていたあなたも、少しナイトブラの見方が変わったのでは?
美容と健康に一番重要なのは”睡眠”に他なりません。でも、その睡眠をより快適に導いて、かつ垂れ放題のバストを形よく整えてくれるナイトブラを見つければ、胸もとの美しさは何倍もアップすること間違いなしです。間違って昼用ブラを着けていた人も、ぜひ自分に合ったナイトブラを探して夜のバストケアに磨きを掛けてくださいね!

監修・取材協力:粂井利映美
取材・文:林カオリ


この記事を書いた人
RIEMI
RIEMI
ブラ美活研究家。株式会社プリレーヴジャパン代表取締役。1992年より大手有名下着メーカーの女性下着企画開発に携わり、パターンとデザインを両立。 “ものづくりはひとづくり”の理念で5000点以上の商品開発を手掛ける。からだと下着の繋がりを重視する下着コンサルタントとして2011年に独立し、企画開発や製品生産技術・品質管理などのトータルアドバイスを行う。2018年にオリジナル下着ブランド『リエジャー(riesure)』を発表。「ブラを味方につけて、-5キロ痩せて見せちゃうセミナー」、「もっと早く聞けばよかった!~おっぱいとおしりのはなし」など、身体の構造と下着の関係を分かりやすく説明する各種セミナーも実施する。2019年6月にランジェリー教室を開講。著書に『変身 大人のからだは下着次第(ブイツーソリューション/RIEMI・林カオリ共著)』がある。
林 カオリ
林 カオリ
文筆家・編集者。クリエイティブオフィスCOUJIN、合同会社パブリスプラス代表。編集者・執筆者として大手雑誌やムック本を多数手がけた後、オーストラリアのシドニーに移住。日豪両国の媒体で執筆活動をしながら海外出産・育児を経験する。2012年、15年間の海外生活に終止符を打ち日本に帰国。関西を拠点としながら、国内外を問わない人物インタビュー、海外関連記事、女性向けの等身大コラムなど、自身の経験を生かした執筆活動を行う。2019年3月にブラ美活研究家のRIEMI氏との共著『変身 大人のからだは下着次第(ブイツーソリューション』を発表。2019年5月に制作出版会社パブリスプラスを設立。し、制作者としての多彩な経験を生かし、良質なブランディングツール、情報提供ツールとしての書籍出版を提案する。
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