“贅肉増量”・”胸の垂れ”・”貧相なデコルテ”に目をつぶるのが限界になりつつあるこの頃、3月12日のサイズの日に触発されて、ついにバストサイズを測りなおすことに。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、大阪・心斎橋のHEAVEN Japanの試着体感サロンにお邪魔しました!
扉を開けたらそこは美の異空間
地下鉄御堂筋線の心斎橋駅を降りて徒歩約3分。長堀通りの東急ハンズを1本北に入った通りに位置するHEAVEN Japanの試着体感サロン。オフィスビルの骨太な雰囲気にドキドキしながら10階に上がると、何やらまばゆい光が漏れる扉を発見!吸い込まれるように扉をくぐって、真っ白な壁にピンクのアクセントカラーが印象的な美の空間に突入です。
そう、ここは男子禁制の女の花園。入店しただけで美女になったと錯覚しそうな女子力マックスのサロンなのです。
「ああ、この際、だらしなく下垂し始めたバストも、デブって脂肪との境目がわからなくなったアンダーバストも、すべてさらけ出してしまえっ!この空間が浄化してくれるわ♪」と、気が大きくなる私なのでした。

まずは受付で「〇時に予約のハヤシです」と告げると、「お待ちしておりました、林様」と、まるでエステサロンに来たようなセレブ感満載の極上対応。上質サロンの雰囲気に陶酔しつつ、テーブルに案内してもらいました。
椅子に腰かけて落ち着いてサロン内を見回してみると…。あった、あった!HEAVEN Japanの誇る美しく頼もしい下着たち。大ヒット商品の脇肉キャッチャーシリーズを筆頭に、不二子エキゾチックブラ、コンパクトブラ、もう離れ垂れへんブラなどが色とりどりに陳列されています。
ここだけ見るとまるで下着の販売スペースのようですが、試着体感サロンはあくまでもフィッティングとアドバイスがメインのサロン。購入のプレッシャーなしで、心行くまで商品を見たり触れたり、試着できたりする貴重な場所なのです。
今日の私のお目当ては、この年季の入ったバストに喝を入れてくれる優秀なブラ。「さて、私の胸をレスキューしてくれるブラはどれ?」とキョロキョロと品定めをしていたら、にこやかにフィッターさんが登場しました。

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フィッター夏目 |
林 |
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■ まずはカウンセリングと「バストの話」

ボディをさらけ出す相手ですもの、ここはやっぱりお人柄が気になりますよね。前から横から斜めから、辛口目線で見つめたものの、話し方、眼差し、接客スタイルすべてにおいて、夏目さんは好感度大。
「うん、この人ならおさわりOKだわ!」と早々に心を許してしまいました。その途端、私の口から長年封印されていた悩みや疑問が湧き出る、湧き出る(笑)。そう、私はここに、元気もハリも失われたボインの相談に来たのですよ!
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林 |
フィッター夏目 |
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林 |
フィッター夏目 |
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林 |
HEAVEN Japanのアンケートリサーチによれば、なんと80%以上の女性が間違ったサイズの下着をつけているそう。私のような10年物のスルー女はなかなかいないかもしれませんが(汗)、ほとんどの女性が出産や加齢をシレッと無視して、昔のサイズの下着を身に着けているそう。
服のサイズには敏感に反応するのに、なぜかブラのサイズってスルーしがちなんですよねえ。だって、基本、外から見えないんだもん!(←後のブラ試着で、これが大間違いであることを知るハヤシなのであった…)
カウンセリングでは、カラーの冊子を使用しながらわかりやすくバストの変化と美プロポーションの説明をしてくれます。
バストの形が崩れる要因。皆さん、ご存知ですか?さて、正解は~?
1・引力
2・老化・加齢
3・出産・授乳
4・間違った下着選び
じゃーん、1~4の全部です。
「バストの下垂は自然の沙汰、逃げようがないのでは?」と思ったあなた。もちろん、誰でも生きている限りは年を取ります。でも、お手入れ次第でその老化・劣化のスピードが変わることは、お顔の手入れなどの例を見てもよ~くご存知ですよね。要はどれだけバストをケアしてあげるかの問題です。
最も重くのしかかるのは垂れの問題。これはバストの脂肪と大胸筋をつなぐクーパー靱帯という組織がビヨーンと伸びてしまうことが原因。つまり、「クーパー靱帯が伸びる理由=前述の1~4」ということ。
1~3の引力や老化、出産などは人生の一部として受け入れざるを得ませんが、少なくとも4の下着選びは大いに改善できるはず!さらに、下着を正しく使用することで、不可避だと思われる1~3の影響も最小限に抑えることができるのだとか。
カップの大小だけでなく、自分のバージスライン(※乳房下部の、膨らみ始める境界線部分)やアンダー、そして胸のタイプに合った正しいサイズの下着を身に着けることこそ、老化に対抗し得る最良のアンチエイジング対策なのです。

「あの…、お手柔らかにお願いします」と訳の分からない懇願をしつつ、奥のフィッティングルームに移動しました。
≫第2話《いよいよドキドキのフィッティング体験へ!ビフォアフ公開》
取材・文:林カオリ
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《フリーライター・コラムニスト》 林カオリ |
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15年のオーストラリア滞在を経て、2012年に帰国。海外滞在時にはライフスタイルや海外情報・教育のスペシャリストとして、日豪両国で多数の媒体に執筆する。帰国後は女性の下着やライフスタイルの他、子育て・教育関連など、大人の女性の「知りたい」や「困った」に応える等身大の執筆活動を開始。20年を超える物書き経験と海外生活で得た知識やスキルを生かした取材・執筆が得意だが、2人の女児の育児に悪戦苦闘する”あかんたれ母”の側面も持つ。 忍び寄るエイジングを肌身でひしひしと感じつつ、HEAVEN Japanのライターとして自分のボディを切磋琢磨する(つもり)の日々。 |

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