肌に直接触れる下着を夏用インナーにするだけで、驚くほど簡単に汗対策ができることをご存知ですか?春夏の女性の悩みといえば“汗”。
ベタベタした肌触りや臭い、化粧崩れなど、考えるだけでも憂鬱になりますよね。アウターや制汗剤で汗をコントロールするのもよいですが、下着の蒸れ対策もぜひお忘れなく。お手軽で快適な下着のクールビズをお試しください。
良い汗は美容と健康に効果的!? 春夏に必須の汗対策
外出から戻ったとたんに噴き出す汗、薄手のシャツに浮き出る汗染み、汗疹や肌のべたつき、何とも言えない汗臭さなど、夏には汗のトラブルが激増しますよね。
紫外線や髪のパサつき、肌荒れなど、たくさんある夏の女性の悩みの中でも最も多くの人が気にかけているのが“汗”。「夏場に行いたい対策」について全国の女性891人に調査をしたところ、1番多かった解答は“汗”(48.8%)、次いで“紫外線”(28.1%)、3番目に“臭い”(21.8%)という結果が出たそうです(フェリシモ「オシゴト女子研究所」調べ)。
しかし、夏場に汗が多くなるのは、気温とともに上昇した体温をクールダウンするためで、汗は健康維持に必須なのです。また、老廃物や毒素を体外に排出するデトックス効果もあり、美容面でも汗は重要な役割を果たしています。
ねっとりとした不快な汗は嫌なものですが、運動で流すさらりとしたよい汗ならば、夏場でもむしろウェルカム。美しく健康な身体を保つためには、よい汗はどんどんと流すべきです。逆にクーラーの効いた部屋で一日中過ごしていると汗腺機能が衰えてしまい、健康面でも美容面でも悪影響が出てしまう恐れもあります。
よい汗を流しながら汗のケアをしっかりするのが、夏の汗対策の正攻法といえそうです。
嫌な汗はバクテリアが原因。身体と美容に良い汗は無臭で透明

運動で流す水のような汗は気持ち良いのに、どうして日常生活でかく汗は不快に感じるのでしょうか。
汗はエクリン腺、アポクリン腺という2種類の汗腺から分泌されますが、暑さが原因の時は、エクリン腺から無色無臭の汗が分泌されます。脇の下や乳首などにあるアポクリン腺からの汗はほんの少し乳白色であるものの、こちらもほとんど無臭。

汗が臭ったり不快に感じたりするのは、汗にバクテリアなどが混じって汗の成分が分解されてしまうから。
エクリン腺からの汗もアポクリン腺からの汗も、汗そのものは臭くないのです。かいた汗をそのまま放置することでバクテリアが発生し、嫌な汗になってしまうのだそうです。特にアポクリン腺からの汗はたんぱく質や脂質を多く含んでいるので、放置すると嫌な臭いが出やすくなります。
汗をかいたらすぐ拭いて、乾かすのが汗対策の鉄則。放置すれば、臭いやべたつきだけでなく、汗疹やニキビなどの肌トラブルにも発展しかねませんのでご注意を。
オフィスや出先での汗対策も万全。夏におすすめの快適下着

汗をかくのは身体によいとわかっていても、こまめに汗対策をしなくてはならないのは少し面倒ですよね。オフィスや外出先などでは、汗を頻繁に拭って、何度もデオドラント剤を使用するのが難しい場合もあるでしょう。そんな時におすすめなのが下着によるクールビズ。
肌に直接触れる下着は汗攻防の最前線です。通気性や速乾性に優れたメッシュ生地などを使用した下着を着ければ、汗が不快な臭いを放つ前にさらりと乾かしてくれ、お尻や胸も快適なまま保てます。
「吸汗や速乾性も気になるけど、胸の形もきちんと補整してくれる下着でなくては不安」という方は、HEAVEN Japanのドライもんを一度お試しください。まるで素肌が息をしているような全面メッシュの快適素材で、85gの超軽量。胸をしっかりと寄せて脇肉や背中の肉を整える補整機能も備えています。
さらに、繊細なデザインながら、夏の薄着に対応するアウターに響きにくいモールドカップで、お洒落も補整も汗対策も全部しっかり行いたいという人にぴったりです。
<まとめ>
汗対策はアウターよりもまず肌に一番近いインナーから。汗対策が得意なブラやショーツに変えるだけで、汗の不快な臭いやべたつきをぐっと抑えることができます。
「ボディラインが気になるから補整力は外せないし、でも、いつもの下着では汗が気になるし…」という女性は、ぜひ春・夏用に開発された通気性に優れた補整下着を身に着けましょう。下着でしっかりクールビズすれば、夏のオフィスも外回りも、涼しい顔で乗り越えられること間違いなしです。
【参照】
フェリシモ「オシゴト女子研究所」
▼本文で紹介されている商品はこちら▼
『ドライもん』

文:林カオリ
![]() |
《フリーライター・コラムニスト》 林カオリ |
|
15年のオーストラリア滞在を経て、2012年に帰国。海外滞在時にはライフスタイルや海外情報・教育のスペシャリストとして、日豪両国で多数の媒体に執筆する。帰国後は女性の下着やライフスタイルの他、子育て・教育関連など、大人の女性の「知りたい」や「困った」に応える等身大の執筆活動を開始。20年を超える物書き経験と海外生活で得た知識やスキルを生かした取材・執筆が得意だが、2人の女児の育児に悪戦苦闘する”あかんたれ母”の側面も持つ。 忍び寄るエイジングを肌身でひしひしと感じつつ、HEAVEN Japanのライターとして自分のボディを切磋琢磨する(つもり)の日々。 |