ライフスタイル

北欧諸国がお手本。女性として母として幸せを実感する生活とは

祖父母の時代に比べると日本の女性の生活はずいぶん変化しました。社会への進出や高い教育水準、多様なライフスタイルなど、昔からすれば考えられない程、女性は自由になりました。
しかし、海外の女性の暮らしを覗いてみると、まだまだ日本は女性の暮らしやすさという点では発展途上の様子。女性が幸せな国々といわれる北欧諸国をお手本に、もっと楽しくもっと自由に人生を楽しむコツを探ってみましょう。

男女の格差がほぼゼロの北欧諸国は女性がイキイキ


「世界で最も女性が暮らしやすい国は?」と聞かれて、即座に「日本」と答えられる方は、楽しく幸せに暮らすコツをもう十分に心得ているに違いありません。でも、日々の生活や仕事のトラブルで、知らず知らずにストレスをためてしまっている人も多いはず。「日本はストレス社会」、「女性が活躍しにくい」というような不平不満もよく耳にしますよね。

世界情勢の改善を目的とした国際機関World Economic Forum(世界経済フォーラム)が世界144ヵ国を対象として行った男女格差調査によれば、最も性別による格差が少なく女性が活躍しやすい国はアイスランド、次いで2位はノルウェー、3位はフィンランドとのこと。
ちなみに日本は114位。経済活動や政治活動への女性進出率が少なく、世界レベルの平等には程遠いようです。

また、イギリスの大手新聞のThe Economistが発表した女性が働きやすい国ランキング(The best and worst places to be a working woman)によれば、27ヵ国中
第1位はアイスランド、2位スウェーデン、3位ノルウェー
とこれまた北欧諸国が上位を独占。対して、日本は27ヵ国中26位と大惨敗。いったい、北欧の国となにが違うのでしょう?

女性が幸せな国は男性も幸せ。北欧流幸福の考え方

国際機関や著名紙がこぞって順位を発表した女性に関するランキング。男女格差調査は、女性の経済活動への参加率やチャンスの多さ、女性の教育水準や健康、政治活動への参加率などの男女比率を測ったもの。また、女性が働きやすい国ランキングは、職場環境、給与、労働力率、教育、出世率、保育園・チャイルドケアの費用、母親の有給休暇の多さなどを総合的に判断してランク付けされたものです。

つまり北欧の国は女性の教育水準も給与水準も高く、結婚して子供を産んでもそれがハンデになりにくく、働きながら無理なく母親業も楽しめる環境が整っているということ。仕事も子育てものびのびと楽しめる女性の姿が目に浮かぶようです。

「こんなに女性が優遇されているなら、男性はつらい立場なのでは?」と思いきや、心配ご無用。

北欧の国々は男女両方を対象とした国連の世界幸福度レポート(World Happiness Report 2017)でも、1位ノルウェー、2位デンマーク、3位アイスランドという順位。
北欧では男性も女性と同じように幸せを感じているのです。

朝早くからしっかり働き、夕方からはファミリーとの時間を大切にするライフスタイルが社会全体に根付いている北欧諸国。オンとオフの生活バランスをうまく取ることが、幸福感を高める秘訣なのかもしれません。

女性に優しい企業が注目の的。日本の女性も幸せの過渡期に

女性がいきいきと暮らす上で人生のポイントとなるのは、進学、就職、結婚、妊娠、出産。
日本の女性の進学率はかなり高いのに、仕事や出世となると、他国にうんと差をつけられています。
妊娠・出産など多彩な女性のライフイベントに社会や会社の制度が追い付いていないのが、日本の現状かもしれません。

妊娠したら会社を辞めるのが暗黙の了解という旧態依然とした会社もある他、育児休暇を終えて職場に復帰しても仕事と子育ての両立が難しく、結局、会社を辞めざるをえない女性が後を絶ちません。

また、専業主婦であっても、ご主人が仕事で多忙なために子育てや家事の手助けが全く期待できず、孤独で過酷な育児に疲れ果ててしまう人もいます。これもひとえにご主人のワークバランスが乱れていることにより、妻である女性に家庭の負担がのしかかった結果といえそうです。

女性を活用できるか否かがこれからの企業の分かれ道とも言われる現代。女性が働きやすい職場や子育てをしやすい職場のランキングが発表されるなど、企業側の女性の受け入れ体制が徐々に注目を浴び始めています。
自分の幸福度が低くなっていると感じたら、生活バランスを取り戻せるライフスタイルを家族でしっかり話し合うのが一番。
女性も男性もニコニコのストレスフリーな生活を目指しましょう。

まとめ

幸せの形は人それぞれです。バリバリと社会で活躍したい人や、家庭でゆっくりスローライフを守りたい人。自分が自分らしく生活できる精神と身体のベストバランスを模索して、家族みんなが笑顔で過ごせるライフスタイルを見つけましょう。自分の幸せの形を確保できれば、北欧並みの快適生活が実現できるかもしれませんよ。

 

文:林カオリ


フリーライター 林カオリ
《フリーライター・コラムニスト》
林カオリ
15年のオーストラリア滞在を経て、2012年に帰国。海外滞在時にはライフスタイルや海外情報・教育のスペシャリストとして、日豪両国で多数の媒体に執筆する。帰国後は女性の下着やライフスタイルの他、子育て・教育関連など、大人の女性の「知りたい」や「困った」に応える等身大の執筆活動を開始。20年を超える物書き経験と海外生活で得た知識やスキルを生かした取材・執筆が得意だが、2人の女児の育児に悪戦苦闘する”あかんたれ母”の側面も持つ。
忍び寄るエイジングを肌身でひしひしと感じつつ、HEAVEN Japanのライターとして自分のボディを切磋琢磨する(つもり)の日々。
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