本当にブラは手洗いした方が長持ちするのでしょうか?
前回の記事「どちらが正しい?ブラジャーを洗う頻度《毎回 v.s. 数回に一度》」に引き続き、HEAVENスタッフが今回は手洗いと洗濯機での耐久性比較実験を行なってみました!
手洗い派 v.s. 洗濯機派
ブラジャーの洗濯表示を見ると、大抵のものが手洗い表示になっているかと思います。でも毎回毎回手洗いするのはやっぱりめんどくさい…
ネットに入れて洗えばそんなに変わらないんじゃないの?!
そんなギモンを解消すべく、今回以下の条件のもと2つの同じ種類のブラで比較実験してみました。
【Aブラ】手洗いで洗濯
【Bブラ】ネットに入れて洗濯機で洗濯
※検証に使うブラは【贅沢脇肉キャッチャー】です。どちらも2回着用ごとに1回洗濯。実験期間は春から秋にかけて、30回着用してからの状態を比較して検証しました。

まだまだ違いは分からず?着用10回目の比較
着用開始から10回目の着用が完了しました。左が【Aブラ】、右が【Bブラ】となります。


徐々に変化が?着用20回目の比較
着用開始から20回目の着用が完了しました。
ぱっと見は特に変わりのないように見えます。


ところどころで縫製糸のほつれやレースのほつれが見当たるようになりました。
これは【Aブラ】【Bブラ】どちらにも言えることです。洗濯方法に関わらず、着用時などにもほつれが発生するのでしょうね。
最終結果!着用30回目の比較
着用開始から30回目の着用が完了し、最終検証を行ないました。
目では見えにくいですが、着けたり触ったりすると分かる違いが出てきました!

着用感も、前に比べてワイヤーが当たるような気がします。

サイドに入っているボーンに関しても、歪みが発生していました。写真では見にくいので赤いラインを入れましたが、実際に触ってみると真っ直ぐな【Aブラ】に比べ、【Bブラ】はボコボコとした触り心地でした。
下の画像は、未着用時に撮った写真と30回目終了後に撮った写真を並べたものです。上が【Aブラ:手洗いで洗濯】、下が【Bブラ:ネットに入れて洗濯機】です。
撮影状況の違いにより、明るさやカラーが異なっていることを考慮しても、【Aブラ】の方が【Bブラ】よりもくたびれ感が少なめのように感じます。

今回の検証結果は、やはりブラを長持ちさせるのは手洗い、ということになりそうです。
特に補整効果の高いブラは、機能的な部分が劣化することにより補整の効果も徐々に薄れて言ってしまうため、余計に気を付けなければなりません。
実際に、ワイヤーやボーンが歪んでしまったブラを着けていると集めたお肉が逃げていきやすいのか、トイレでのお直しの回数が格段に増えました。
面倒ですが、自分のバストを守るためにもしっかりと手洗いしてあげた方が良さそうです。
お風呂に入るときに一緒にブラを持って入って浴槽で洗っちゃう、という方もいらっしゃいますし、上手に自分の生活の中に習慣づけして取り入れちゃいましょう!
ブラジャーを長持ちさせるには、手洗いがベスト
ブラジャーの補整効果も洗濯回数により徐々に薄れてきた
ブラジャーの正しい洗い方については、以前の記事「ポイントは洗い方!お気に入りのブラジャーを長持ちさせる方法」にも記載がありますので、そちらもご覧頂ければと思います。
ブラを大事に扱って、バストケアをさらに効果的にしましょう!
※今回の検証結果はあくまでも事例の一つです。様々な要因により違った結果になることもありますので、参考媒体のひとつとしてご認識頂きますようお願い致します。
今回の検証に使用したブラジャーは【贅沢脇肉キャッチャー】になります。