ボディケア

ツラい生理期を快適に♪月経期間をできるだけ楽に乗り切る方法

フィットネスインストラクターの桂里美です。


前回の記事「自分の事だからこそ知っておきたい。女性ホルモンと私達のココロとカラダ」でご紹介した女性の月の周期。


今回は女性が特に憂鬱になる『月経期』をテーマに、ちょっとした工夫で快適に過ごせる方法をご紹介します。


 月経期 ~『デトックス期』~について

人によって様々ですが、一般的に6日間~7日間の月経期=生理が訪れます。
2日目や3日目は特に月経血の量が比較的多く、それだけでも憂鬱な気分になりやすいですよね。


加えて生理痛と呼ばれる下腹部痛や腰痛、会陰部の痛みがある人が多いのが特徴です。
また貧血や吐き気などで、起き上がれないほど症状が重い方もおられます。


女性にとっては大変憂鬱になりやすい時期ですが、不要になった子宮内膜が剥がれ落ち、体外へ排出される 言わば『デトックス期』なのです。

「断捨離」というのが巷でよく言われていますが、「要らないものをスッキリ出して、新しいものを迎え入れる。」


まさに断捨離とも言える循環が、私達の身体の中でも営まれていると私は思っています。
私達が意識を向けていなくとも、「子宮ちゃん」は健気にもちゃんと働いてくれているのです。
そう考えると何だか愛らしく思えてきませんか?


だから「子宮ちゃん」が働きやすいように、なるべく負担をかけないような工夫をしていきたいものですね。
愛情を持って私達の身体へアプローチをしていけば、憂鬱な気分はどこかへ吹っ飛んじゃいますよ♪

 ヨガのポーズでデトックスを促す

月経期のヨガでポピュラーなのが「スプタ・バッダコナーサナ(仰向けの合せきのポーズ)」と呼ばれるポーズです。


悪いものを身体の外へ出し、同時にリラックスを促します。


とっても簡単なポーズで、仰向けになって膝を三角に立て、ゆっくり開いて身体の力を抜くだけ。
膝が浮いていたら、隙間を埋めるようにクッションなどをあてがうと、より楽で安心感がありリラックス効果が期待できます。

スプタ・バッダコナーサナ
月経期に股関節辺りが詰まったようなダルさや痛みを感じられる方は、鼠径部を優しく手で撫でてあげたり、腹痛が酷い方は下腹部をそっと回しなでるのもいいですね。

「手当(てあて)」という言葉があるように、私達の手には癒しの力があるのです。

このポーズは癒し効果が高いので、疲れがたまっている時や、ストレス軽減にも効果があるので、夜寝る前にするといいですよ。


キープの時間は目安として大体5分ぐらいで「心地良い」のが基本。負担にならない程度にしましょう。
気持ち良過ぎて、そのまま寝てしまわないように注意です。 笑


ヨガ初心者の方でも簡単にできるポーズですので、ぜひ試してみて下さいね。

アロマを使って憂鬱な気分や痛みを解消させる

質の良いアロマ(メディカルアロマ)は薬効成分があり、種類によって痛みを軽減させたり、ホルモンバランスの調整をする作用のものがあります。
精神的な効果は勿論のこと、大脳辺縁系という古代脳と呼ばれる脳へダイレクトの刺激もあってとても効果的です。


今回は月経期にオススメのアロマをご紹介しましょう。

ローマンカモミール子宮のあらゆる不調に効果大。鎮痛効果で生理痛に◎。また、ストレスを軽減する効果も。

マジョラム身体を温め、血行を促進し生理痛を和らげる。月経正常化。気分を落ち着かせて安眠効果あり。

ローズ幸福感を促し、リラックスできる。ホルモンバランス調整効果。抗痙攣作用で月経痛に◎(但し、貴重なアロマなため、出回っている数が少なく高価)

ラベンダー緊張をほぐし、リラックスを促す。身体を温めうっ血やむくみに効果あり、痛みを軽減する。

クラリセージヒステリックになった気分を和らげ、気持ちをあげてくれる。ホルモンバランスの調整、子宮強壮作用。

ディヒューザーでたいてもOKですし、お風呂に3(半身浴)~4滴ほど垂らしてアロマバスにするのもオススメです。
基本的には、好きな香りであることが大切です。いくら良い効果でもストレスに感じたら元も子もありませんものね。

アロマを使って月経期を快適に

 月経期間を短くする工夫

「え?!そんなの、できるの?」という声が聞こえてきそうですね。笑
2つの方法があるので、できそうなものを試してみて下さいね。

お風呂で熱めの腰湯

この方法は以前、こうのとり倶楽部の林祐子先生と行った「女子力アップセミナー」というコラボセミナーで教わった方法です。


41度~42度の熱めのお湯をおへそあたりまではり、10分間浸かります。
すると月経血が下りるのが早く、月経期間が短くて済むのです。

私も実際やってみましたが、いつもは6日間ぐらいあるのが4日で終わりました!
肩が冷えないようにタオルをかけるなど、工夫してみて下さいね。
勿論、アロマバスにするのも相乗効果があります。お湯の量が少ないので、2滴ぐらいにするといいですね。

布ナプキンを使う

月経期間が7日間ぐらいあるのが当たり前となっている現在ですが、実は布を使っていた昔はもっと短い期間だったそうです。


今のナプキンは吸水力が高く、サラッと感に拘っていて快適であることと引き換えに、私達の感覚が鈍ってしまったことを意味します。

布ナプキンは上記の理由で月経血コントロールをしやすく、コツを掴めばトイレに行った時にお小水と一緒に月経血を排出できるようになってきます。

また、布ナプキンは子宮の冷えを予防し、綿等の自然素材なので肌に優しいという特徴もあります。
多少洗うのが面倒かもしれませんが、慣れれば苦はありません。

下着の一部と思えばいいですね。
私は先輩の勧めで布ナプキンにして、かれこれ4年ほど経ちますが、いろんな可愛い柄があるので「今日はどれにしよう?」と楽しんで使っていますよ。

月経期を快適に過ごす方法
さて、様々な方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

このように身体に起こることは私達女性の特権です。
その神秘的な自然の営みを温かく受け入れ、ご自身の身体と会話をするように対処してあげれば、また新しい気づきがやってくるかもしれません。

そうするとご自身の身体に対して愛おしさが生まれ、心が穏やかになること間違いなしです。
「何事も物は試し」と言いますから、できることからやってみることをオススメします。

あなたにとって効果的なものがありましたら、ぜひ周りの女性にも教えてあげて下さいね。

もっともっと魅力的な女性への第一歩に繋がると思います。

最後に男性の皆さんにも、彼女や奥様への対処法をお伝えしておきましょう。

女性の月経期に起こっていることを理解し、「触れてはいけない事」として敢えて無関心にするのではなく、そっと状況に寄り添う気持ちがあったらバッチリです。

例えば、辛そうな状態だったらそれとなく家事を手伝ってあげたり、「大丈夫?」という一言があるのとないのでは大きく違ってきます。

ですが、あくまでも「控えめに」ですね。
空気の読める「イケてる男」を目指してみて下さい。笑

この記事が世の中の女性、そして男性にもお役に立てることを祈りつつ、締め括りとさせて頂きます。

文:桂里美



《フィットネスインストラクター》
《株式会社R.W.P代表取締役》
桂 里美
ヨガやピラティス、アロマなど数々のインストラクター資格を持つ、体のメンテナンスのエキスパート。様々な要素を取り入れた独自のエクササイズプログラムは人気が高く熱烈なファンも多い。
健康的に体を動かしてハッピーになるためのレッスンを開講中。
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