適正下着

いつからブラが必要?成長期の女の子を支える適正下着とママのサポート

小学校中学年ごろから始まる女の子の身体の変化。バストが膨らんできたり、生理が始まったり、この時期の女の子の身体は猛スピードで成長していきます。

急激な身体の変化に戸惑い、不安を感じる子供はかなり多いもよう。そんな時はママの出番。女性初心者の子供にはベテラン女性のママのサポートが何よりも心強いのです。

今回は娘の成長に合った適正な下着選びの方法や身体の変化に戸惑う子供の心理的サポートなど、成長期の女の子向けジュニア下着の導入の仕方についてご案内します。

正しい知識があれば、親子で難なく思春期の身体の悩みが乗り越えられますよ。


ブラ導入は段階を踏んで。女の子の身体と心に寄り添った適正下着の選び方

身長や体重と同様に、胸やお尻などの女性特有の身体の発達も、成長のスピードは子供によってさまざまです。

年齢だけで成長を測りきれないだけに、いつ、どのタイミングでブラなどの女の子用下着を取り入れればいいのか、親も判断に迷ってしまいがちです。

女の子の胸の成長にはいくつかのステップがあり、それぞれの時期に合ったジュニア下着があります。まずは自分の子供がどの成長段階にいるのか、下の【女の子の成長ステップ】で再確認してみましょう。

【女の子の成長ステップ】

第一段階…バストトップがポチっと目立ち始める乳頭期
第二段階…乳頭だけでなく乳輪全体が浮かび上がる乳輪期
第三段階…乳房全体がうっすらと盛り上がる乳房第一期
第四段階…乳房が発達してバストの輪郭ができ始める乳房第二期
第五段階…乳房内部はまだ発達中ながら、ほぼ大人と同じ見た目の成熟期

第一・第二段階の乳頭期・乳輪期になると、体操服や薄いシャツの上から乳頭や乳房が確認できます。バストトップが服にこすれて痒かったり痛かったり。

また、友達の目が気になり始める時期でもありますから、バスト部分が2重になったブラ付きキャミソールやスポーツブラタイプのジュニア下着を取り入れてみましょう。

バストトップが敏感な時期なので、肌触りの良い素材を選んであげて下さいね。

第三・第四段階の乳房期はジュニア用のノンワイヤーブラがおすすめ。

ブラジャー型の下着を恥ずかしがる場合は、ブラのカップがシャツやキャミソールと一体になったブラトップ型のジュニア下着を試してみましょう。

乳房全体が膨らんでバージスライン(胸の付け根の輪郭部分)ができてきたのなら、ジュニア下着でもきちんとトップとアンダーを採寸してブラを購入するとよいでしょう。

第五段階の成長期になると見た目は立派な女性のバストになりますが、その中身はまだまだ発展途上。大人用のブラはまだNG。

リンパなどの大切な血管を圧迫しないソフトワイヤーのジュニアブラを使いましょう。まだ固めの乳房ならワイヤーはL字型、少し乳房が柔らかくなってきた場合はソフトなU字型で支えましょう。

失敗しないジュニア下着選びの基本はフィッティングと成長の見極めにあり

女の子の成長段階と適正なジュニア下着を確認したら、次はサイズ選びの番です。サイズが合わない下着では、離れ乳になりやすかったり乳房が変形したりなど、バストの成長によからぬ影響を与えてしまいます。

できればきちんとフィッティングをして今の自分の子供に合ったサイズを見極めましょう。

まだ乳頭や乳輪だけが膨らんでいる初期段階のときも、小さすぎたり大きすぎたりする下着は禁物です。
小さすぎると身体の動きを妨げ、大きすぎると下着にバストトップが擦れて不快に感じてしまいます。アンダーバストがパカパカと大きすぎず、また窮屈すぎないものを選びましょう。

次に少し胸全体が膨らみ始める乳房期。この時期のジュニアブラやブラ付きキャミソールは2S、S・M・Lの4つのサイズに分かれています。

【乳房期のブラ・キャミソールのサイズ】

乳房第二期や成熟期にはバストトップとアンダーバストをきちんと測る、より本格的なジュニアブラも導入しましょう。

ブラトップ型の下着は乳房期のサイズ表を参考に、ブラタイプは大人と同様にカップのサイズとアンダーの大きさでサイズがきまり、A65から順にサイズが展開されます(商品によって提供のサイズが異なります)。

成長期の子供の胸は日々変わっていきます。つい最近までぴったりだったブラがもう小さくなっているなんてことは日常茶飯事。こまめにバストサイズをチェックして、その時々の成長に合った下着に変えていってあげてくださいね。

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思春期の子供の心は身体と同様にとてもデリケートなものです。段々と成長していく戸惑いや恥ずかしさ。特に成長の早い子供は、友達がまだブラを着けていなければ自分の下着をステップアップすることに抵抗を感じるかもしれません。

こんな時こそ、女性の大先輩であるママの腕の見せどころです。親が照れてしまったり、子供の身体の成長を見て見ぬふりをしたりしないよう、普段からきちんと子供の発達を気にかけ、身体の変化について気軽に話し合える雰囲気を作ってあげましょう。

長い間女性をしていると初心を忘れてしまいがちですが、子供の成長を見守るうちに何となく思春期の頃の不安定な気持ちを思い出した人も多いのでは?初めてのことに子供が戸惑うのは当然ですが、ママまでオロオロしていては女性の先輩としての面目が丸つぶれです。

正しいジュニア下着の知識を身に着けて、デリケートな子供の心を傷つけぬように上手に適正下着へと導いてあげましょう。

初めてのブラ導入作戦がうまくいけば、これから長く続く女性生活でも適切なバストケア方法を身に着けてくれる可能性が大。将来は美バストを誇るナイスバディの美女に成長するかもしれませんね。

文:林カオリ

フリーライター 林カオリ
《フリーライター・コラムニスト》
林カオリ
15年のオーストラリア滞在を経て、2012年に帰国。海外滞在時にはライフスタイルや海外情報・教育のスペシャリストとして、日豪両国で多数の媒体に執筆する。帰国後は女性の下着やライフスタイルの他、子育て・教育関連など、大人の女性の「知りたい」や「困った」に応える等身大の執筆活動を開始。20年を超える物書き経験と海外生活で得た知識やスキルを生かした取材・執筆が得意だが、2人の女児の育児に悪戦苦闘する”あかんたれ母”の側面も持つ。
忍び寄るエイジングを肌身でひしひしと感じつつ、HEAVEN Japanのライターとして自分のボディを切磋琢磨する(つもり)の日々。
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