皆さまこんにちは!HEAVEN Japan試着体感サロンのフィッターの大橋です。
サロンには色々な体型の方がご来店され、さらにその方のご年齢や肌質などによってお薦めするサイズや商品などが変わってくるのですが、私たちフィッターはお客様の骨格で判断することも多いです。今日は骨格によるバストの特徴、また体型別のおすすめブラの選び方についてお話します。
一番の基本は骨格!胴体の骨格の種類
骨格の種類は大きく分けて2種類あります。
筒型と扁平型、これは人の体の胴の部分を輪切り(普通はホラー映画でもなかなかありませんが、例えばです。)にした時に筒型はまん丸に近い形、扁平型は横に長く楕円形のような形に見える骨格の形の事です。
たいていのアジア人は扁平型が多く、欧米系の人は筒形が多いです。
何故これが関係あるのかというと・・バストの横幅の長さが変わるからなのです。
扁平型の骨格の方は横に幅がある骨格のため、バストの幅も骨格に合わせて長さが出やすくなります。横に長さが持っていかれた分、前へ出る高さとして出にくいので、バストがないと思われる方がたくさんいらっしゃいます。
そして筒型の方・・扁平型の反対になり、バストの幅が狭くなるため、バストの高さとして前の方へ出やすくなります。
この横へ広がりやすいのか、幅が狭くて前へとボリュームが出やすいのかでも下着のフィット感は変わってきます。
これは胴体にかけられるブラのベルトの部分の圧力が変わってくるからです。前に出やすい筒形はベルトの圧が均等にかかりやすいのですが、扁平型の方はサイドに引っ張られやすくなります。
サイドに引っ張られるようになるとベルトが肋骨に当たったり、胸骨の下の辺りに当たる方もいらっしゃいます。
扁平型が多い日本人も中には筒型の方もいらっしゃいます。
こんな方はワイヤー幅の狭いものでも着けられちゃうお得な人種!
デコルテも上がりやすい方が多いので、ワイヤー幅をしっかり合わせて、カップの上辺が食い込まないものを選んで頂くと良いですよ~♪
自分に合ったブラを見つける第一歩はまず、自分の身体、骨格はどちらの種類なのかを知る事になります。

ブラ選びの際に気をつけたい胸骨の位置
次に胸(バストの谷間辺りの位置)を上からでも下からでもよいのですが、首のすぐ下、鎖骨との中心から乳房の下位までを指3本くらいでなぞってみてください。
乳頭より上の方の胸骨が出ている方、そしてバストの間に骨が出ている方がいらっしゃると思います。
上の骨が出ている方は目にも付きやすい上に「鳩胸」と呼ばれているために気が付きやすいのですが、ここにプラスして多いのがバストの間位に骨が出ている方。この2つを持っているという方は試着をした際に気を付けて頂くことがあります。
ブラジャーの谷間に当たるワイヤー部分(前中心という言い方をします)がバストの真ん中に当たらないか、もう一つ上の方の骨が出ている方はカップの上側が食い込まないか、です。
胸骨が出ている影響によりサイドへとお肉流れやすいので、しっかり脇サイドからお肉を流してバスト下ですくい上げてから、ブラジャーのワイヤーの中にお肉を入れた後、ブラジャーのカップの上の方を見てみましょう。
しっかり持ち上げた時点で食い込んでいるのはサイズが合っていない可能性が高いです。これと一緒にブラジャーの真ん中のワイヤーがバストの真ん中の骨に当たらないかも確認してみてくださいね。この部分が当たると着けにくく感じる方が多いです。
この2つを感じられた方は、カップ上部が柔らかいもの、伸びが良いもの、前中心が低いものを目安にブラジャーを選んでみてください。
ブラを試着する際に必ずチェックしたいポイント
「扁平型」と「筒形」。この2つの骨格に共通して必ず見て頂きたい部分!それは脇です!
ワイヤーの幅からお胸のお肉ちゃん達がハミ出ていないかどうか?(ここのチェックでアンダーを上げたり、カップを上げたりもするんです)
自分のバストはサイドのどの位置から始まっているのか?
お風呂に入った時にでもチェックをしてみて下さいね。

心斎橋サロンではバストだけで4か所の採寸を取り、目で見てもデータでも、どれくらい変わったかなどが確認できます。
他にもリピーターさんの多い商品、脇肉キャッチャーの正しい着け方もお伝えしております。
意外と気づかない自分の身体の特徴を知って、ますます綺麗を磨いて頂けたらと思います♪
文:大橋未和
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HEAVEN Japan 試着体感サロン 《からだソムリエ》 大橋未和 |
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HEAVEN Japan試着体感サロン心斎橋店にて、お客さまのサイズ、肉質、骨格全ての情報から合った商品を選び、一緒にお悩みを改善します。ゴッドハンドの持ち主。少々アニオタの部分有り。 |

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