ボディケア

自分の事だからこそ知っておきたい。女性ホルモンと私達のココロとカラダ

フィットネスインストラクターの桂里美です。

私は子供を2人出産しておきながら、女性の周期に関して「月に一度生理がくる。妊娠すると止まる。」くらいの関心しかありませんでした。

しかし、女性ホルモンとココロとカラダの関係を知り、それと上手く付き合う事で今までよりずっと快適に過ごせるのです。

今回は第一回目として、まず女性の身体の周期とホルモンがもたらす影響についてお話します。


女性の周期とホルモンバランスの大切さを知ったきっかけ

興味を持ったキッカケは、仕事のダイエット企画。
いかに効果を出すか?というのを調べていた時に、女性の周期に合わせてダイエットを実行すると効果が出やすくなる!と知ってからです。

私は元々太っていたというわけではありませんでしたが、企画を会員様(メンバーさん)と一緒にやって盛り上げようと自身も実践してみたところ、見事に目標の-3㎏達成しました。

とてもゆっくりとした健康的なペース(3ヵ月)で エクササイズ(レッスン)と少しの食事管理でしたが、女性の身体の周期リズムを上手く生かすとストレスなくシェイプアップできました。


メンバーさんは女性が占める割合が大きく、レッスン前後にお話しする中で女性ならではの不調を訴える人がちらほらおられました。

調べていく中で生理痛など女性特有のものだけでなく、頭痛、腹痛、肩こり、疲れ、冷え、むくみなどの不調、イライラ、不安、不眠、物忘れなどの心の不快症状、乾燥、吹き出物、シミ、しわなどのお肌のトラブル…。

これら全てに女性ホルモンが影響していると知ったのです。

オマケに女性は月の周期だけでなく、初潮ごろから老年期に至るまで大きな変化があり、それに伴って身体も心も大きく左右されます。

女性特有の不調

まずは女性の周期リズムの仕組みを知り、自分の状態を観察することで改善できることが多くあると学びました。
インストラクターとして16年間で得たエクササイズと呼吸法・瞑想を含むヨガの経験。


そして基礎医学とメディカルアロマの知識を生かし、女性ホルモンと私達のココロとカラダの関係についてご紹介していきます。

女性ホルモンって何?

女性ホルモンってよく聞くけど、何でしょう?

それは「黄体ホルモンのプロゲステロン」と「卵胞ホルモンのエストロゲン」をさします。
大きな役割として「妊娠の準備」「出産」があります。

要は「種を残す」活動ですね。
そう考えると私達人間も動物の一種であると身体が物語っています。

エストロゲンは簡単に言うと、女性らしさのホルモンです。
そういうことから女性ホルモンと言えば、このエストロゲンを指すことが多いですね。

女性らしい丸みを帯びた身体を作ります。子宮に作用して妊娠に備え、子宮の内膜を厚くしたり、受精卵の着床を助ける働きがあります。

そして卵を作るホルモン。
実はそれだけでなく、自律神経、感情、骨、皮膚、関節、筋肉、脳などに大きく関わっています。

プロゲステロンは妊娠のホルモンです。

体温を上げて子宮の内膜を受精卵が着床しやすい状態に整える役割があり、妊娠した後も妊娠を継続させる働きを持っています。妊娠しなければ子宮内をお掃除してくれるホルモンでもあります。

女性ホルモン分泌の仕組み

女性ホルモンはどのように分泌されるのでしょう?
まず司令塔である脳の「視床下部」から、その下にある「下垂体」へ命令がでます。

すると下垂体は「性腺刺激ホルモン」を分泌するわけですね。
この性腺刺激ホルモンには、「黄体化ホルモン(LH)」と「卵胞刺激ホルモン(FSH)」という二つのホルモンがあり、これらが「卵巣」に働きかけてエストロゲンとプロゲステロンを分泌させます。

実はそれだけでなく、フィードバック機能があるのですが、それはまたの機会にご紹介することにしましょう。

生理周期と心身の影響

女性の生理周期について

女性ホルモンのコントロールにより、生理という周期で身体も心も大変化が起こります。
それは平均してだいたい28日周期で、「卵胞期」⇒「排卵期」⇒「黄体期」⇒「月経期」があります。
女性は初潮から閉経までこのビッグイベントが毎月起こっています。

~卵胞期~ 『キラキラ期』

生理が終わってから排卵までだいたい8日~10日間。
卵巣の中の原始卵胞が発育し、成熟卵胞になります。
この成熟卵胞がエストロゲンを分泌して子宮の内膜を増殖させるように働きます。
エストロゲン優位なこの時期は、体調が良くお肌も艶が出てキレイ
イキイキとして気分が安定し、女性として魅力が高まるキラキラ期です。
それは♀として素敵な♂を虜にしてゲットするために女性が備え持つ機能なのですよ!
まさに甘い香りを放ち、蜜蜂を誘って受粉を促す花のようですね 笑

~排卵期~

卵巣の中で育った卵が成熟卵胞となり、卵胞壁が破れて卵子が飛び出します。
この前後2~3日を排卵期といいます。

~黄体期~ 『まったり期』

生理が始まるまでの約12日間。
排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを分泌します。

特にプロゲステロンが優位になり、子宮内膜を柔らかくして増殖させ受精卵が着床しやすいフカフカのベッドを作ります。

しかしこの時期は体調が良くなく、ボーっとしたり水分や血行が滞ってむくみや貧血を起こしすい時期でもあります。

人によっては腹痛、腰痛、頭痛は吐き気がおきたり、精神的に不安定になってイライラしたり…
便秘にもなりやすく、肌荒れや吹き出物に悩まされることもあります。

まったり期をいかに楽しく穏やかに過ごせるか?そのちょっとした工夫はまたの機会でご紹介することにしますね。

~月経期~

妊娠しないと厚くなった子宮内膜は必要なくなるので、体外に排出されます。これが生理です。
生理の出血は「厚くなった子宮内膜の脱落」なのです。
この時期、生理痛がひどい人だと寝込むほど腹痛や腰痛になることがあります。

辛い症状が当たり前のように思って痛みを我慢している女性が多いと思いますが、これも改善に向けてできることがありますよ。

今回は序章として女性ホルモンと仕組み、その影響についてご紹介しました。
私はぜひ男性にも知ってもらいたいと考えています。

女性のカラダとココロの変化を知ると愛する彼女や奥さんへの理解が深まり、お互いが余計なストレスから解放され、愛が深まると思うからです。

笑顔溢れる幸せな人生を過ごしていきたいものですね。

さて!次回は月経周期に合わせた簡単にできるエクササイズをご紹介していきます。
お楽しみに。

【関連記事】
ツラい生理期を快適に♪月経期間をできるだけ楽に乗り切る方法

文:桂里美



《フィットネスインストラクター》
《株式会社R.W.P代表取締役》
桂 里美
ヨガやピラティス、アロマなど数々のインストラクター資格を持つ、体のメンテナンスのエキスパート。様々な要素を取り入れた独自のエクササイズプログラムは人気が高く熱烈なファンも多い。
健康的に体を動かしてハッピーになるためのレッスンを開講中。
合わせて読みたい記事