妊娠や授乳、加齢などでバストがしぼんで下垂すると、デコルテ部分のお肉まで下の方にごっそり持って行かれてしまい、貧相な印象になってしまうのです。
そんな思いにお応えするべく、今回もフィットネスインストラクターの桂里美先生が、ふっくらデコルテに近づけるエクササイズを伝授してくださいました。
先生のお手本動画もありますので、参考にしてくださいね。
エクササイズ前の下準備「ほぐし」で効果アップ!
桂先生のオリジナルエクササイズは、メインのエクササイズの前に体をほぐす準備運動がセットされています。それは、体を動かす前に筋肉をほぐし、筋膜の滑リを良くすることで関節の可動域を広げてあげるため。ゆっくりとした動作でも、関節や筋繊維を痛めてしまう可能性はあるからです。行う時は、動きやすい服装で行ってくださいね。胸 不二子ブラは、エクササイズが終わってから着けましょう♪
実践!デコルテふっくらエクササイズ
「デコルテ」というと胸元、つまり体の前面だけに意識を集中しがちですが、そもそも姿勢が悪いと胸元がすぼんで見えますし、エクササイズの効果も半減してしまいます。猫背が原因でデコルテ美しく見えないのは、とってももったいないですよね。
というわけで、今回、桂先生は、ほぐし・エクササイズの両方で、猫背改善を意識する動きも取り入れておられますよ。メインのエクササイズは、主に大胸筋を鍛えてボリュームアップをさせるもの。大胸筋の動きを意識して行ってくださいね。
ほぐす(準備体操)
1.あぐらをかくように座り、手をグー(拳)にして、指の第二関節の部分でデコルテ部分を押しながら、ゆっくりと横にゆするようにほぐす。
2.片方30秒ずつほぐす。

3.肩の付け根の部分(腕でへこみができる部分)にグーを差し込むように置き、縦にゆする。胸の筋肉を意識しながら行うのがポイント!

4.体の中心にある胸骨から、デコルテ部分の肋骨に沿うように外側に向かってグーでほぐす。
5.片方30秒ずつほぐす。

6.肩の力を抜いて両手を後ろに回し、手の甲を腰につける。
7.そのままの姿勢で、羽ばたくように肘をパタパタと動かす。
(勢いをつける必要はない)

エクササイズ
1.体の前で両手を合わせ、肘の高さを肩よりも持ち上げて押し合う。
2.持ち上げた状態で、息を全部吐ききる。

3.息を吸いながら大きくバンザイをして、両腕を体の後ろの方に回しながら一周させる。



4.回した腕を1の状態に戻し、再び両手を押し合って2から繰り返す。

5.上記の動きを10回~15回繰り返す。
桂先生が実際にレクチャーしてくださった動画を掲載しておきます。
【動画】デコルテふっくらエクササイズ
いかがでしたか?
上でも述べましたが、デコルテを美しく見せるには姿勢が大切です。ほぐす(準備体操)の時のグリグリで、「イタタタ・・・」となる人は、必ずと行っていいほど肩こり・猫背の方なのだとか。
ふとした時に姿勢が悪くなっていないか、自分で意識することも大切ですね。エクササイズ、「胸 不二子ブラ」、そして普段の姿勢を意識して、相乗効果でふっくらデコルテを目指してくださいね。
監修・エクササイズ提供:桂里美
取材・文:岡先彩海
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《フィットネスインストラクター》 《株式会社R.W.P代表取締役》 桂 里美 |
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ヨガやピラティス、アロマなど数々のインストラクター資格を持つ、体のメンテナンスのエキスパート。様々な要素を取り入れた独自のエクササイズプログラムは人気が高く熱烈なファンも多い。 健康的に体を動かしてハッピーになるためのレッスンを開講中。 |
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《ライタープロフィール》 岡先 彩海 |
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下着会社勤務のアラフォー真っ只中の広報担当。 近頃は体重の増加と体形の崩れに苦悩しているが、自社の補整下着に助けられて何とか出社している。 楽観的な性格で雑学や豆知識が好き。 趣味は寺社仏閣巡り、美術鑑賞。 |
▼エクササイズと合わせて使いたい!▼
『胸不二子ブラ』

年齢や妊娠などの影響でデコルテ部分にハリや弾力がなくなってきたと感じる方におススメ。 老け胸や削げ胸をリフトアップパネルと大人の盛りパッドで優しく寄せ上げ、ふっくらとした柔らかみのあるデコルテを作る不二子ブラは、従来の盛りブラとは違い、重ねた年齢に応じて美しく無理のないバストラインを演出してくれます。